今回は連休が取れる事になり、長距離のツーリングを計画していました。
行先は中国地方! ←なんとアバウトな事か。
イメージしていたのは、軽自動車のCMに出てきた松江の「べた踏み坂」、大山、三瓶山、鳥取砂丘あたり、もう少し手前で考えると萩、津和野ですが、
男一人で行くのもなんなので、ずいぶんと検討を重ねておりました。
その一方で、私の休日は妻にとっても休日なわけで、私がひとりで遊びに行くと妻はひとり残されてしまいます。
自分では積極的に遊ばない妻を置いていくのも気が引けて、結局は妻も楽しめそうな津和野と萩に行くことにしました。
その日は高速を小郡まで走りあとはひたすら下道を津和野に向かって走りました。
のんびり走るのもいいですが、しばらく走っても景色に変化がなく飽きてきて近くのダム湖でも見に行こうかと休憩をしていた所に、汽笛の音が聞こえました。
地図を見ると近くに線路があるらしく、これは見に行かねばとすぐに汽笛の方向を目指して走り、蒸気機関車を見る事が出来ました。
汽笛の音、蒸気の匂いなど、知らないけど懐かしい気がします。
その後、しばらく蒸気機関車と並走しながらタップリ楽しませて頂きました。
津和野に到着して、街並み散策をしながら最初に訪れたのは、「安野光雅美術館」です。
名前は知らなくても、絵は見たことがあると思います。鮮やかな絵や優しい絵が多くこちらも楽しませて頂きました。
ちょうど、プラネタリウムがあるというので、見せて頂いたのですが、福岡からバイクで走った後のプラネタリウムは安眠の場でしかありませんでした。(ごめんなさい。。)
昼食の後、津和野の観光地として有名な太皷谷稲成神社の鳥居を見て。
津和野城址に向かいました。
しかし、頂上近くまで行けるリフトは終了時間の4時半が近い事もあって「今からは乗れません」といわれてしまいました。
諦めていたところ、「片道だけで、帰りは歩いて降りてこよう」という妻の提案に乗り、頂上までリフトに乗せてもらいました。
そしたら、この景色です。
山のてっぺんに広大な平地が現れ、そこからの津和野の街並みや山の景色が素晴らしいところでした。
こんなに素敵な場所とは思っていなかったので、とても満足しました。
津和野に行くならここからの景色は絶対にお勧めです。
ちなみに、帰りは山道を歩いて降りてきました。途中で道がわからなくなり不安を感じましたが、何とか無事に下界に到着。
この後、今夜の宿泊地の益田市へと向かいました。
今晩の夕食は味100選の「いろり」。
安くておいしくて満足の店でした。
今晩の宿はこちら。益田グリーンホテル モーリスです。ここも安くて接客もよく、部屋も広く満足でした。
もう行くことはないかもしれませんが、次回も行くならここに泊まります。
翌日は萩へ移動。
萩城址の近くにバイクを止めて、レンタサイクルを借りて町並み散策です。
最初に行ったのは高杉晋作の生家。ふむふむ。
萩焼の店も見て回りました。
その後も、いくつか観光をしてまわり、最後に向かった観光地は
藍場川沿いにある情緒あふれる武家屋敷「旧湯川家屋敷」。池からの水を屋敷の中に引いているという珍しい屋敷です。
この日は鯉やウナギが泳いでいたそうです。
帰る前に、不思議なものを見つけました。
ユニクロやドコモショップの赤い看板が、ここでは地味な色に変わっているようです。
景観重視なんでしょうね。
走行距離:527km
燃費:21km/L
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