カブはオイル交換をマメにした方がいいと、聞いたことがあります。
なぜでしょう?
結論から言うと、クロスカブ110はオイルが汚れやすいので、頻度を高め(マメ)にオイル交換した方がいいと思います。
1、オイル交換の頻度
ホンダの取扱説明書によると
全容量1.0L、オイル交換時0.8L、オイル・フィルター交換時0.85Lです。
本田技研工業株式会社のHPより引用
交換時期は、初回1,000kmまたは1か月、以後3,000kmまたは1年毎です。
エンジンオイルの量は日常点検項目です。点検・補給方法は「取扱説明書」P48・49をご覧下さい。
と書かれていて、「以後3,000kmまたは1年毎」に交換が推奨されています。
今回は走行距離5,000kmを越えたので、オイル交換をしてもらいましたが、
振り返ると、前回のオイル交換は4,000kmくらい、
その前は3,000kmくらいでオイル交換しています。
約1,000km毎にオイル交換しているようです。
あまり意識していませんでした。
通常ならメーカー指定の3,000km毎くらいでいいようにも思います。
が、少しギアの入りが悪くなったように感じたり、
スムーズな回転が得られないと思ったら、
真っ先にオイル交換してみるといいと思います。
今回はギアの入りが悪いと思っていました。
2、クロスカブ110の使用状況
クロスカブ110はツーリングにはほとんど使わず、近所の移動のみですので、ギヤチェンジは頻繁に行います。
スタート、ブレーキ、ダッシュ、ブレーキの繰り返しですので、少し過酷な使用状況だと思います。
とはいえ、郵便配達の方々のバイクに比べれば、大したことないですね。
3、オイル交換の必要性
使用頻度、前回交換からの期間など、一律に○○kmで交換とか、半年に1回交換とか決められないのがオイル交換です。
あまりオイル交換をしないまま放置しない為に、半年や1年を上限として、走行距離をもってオイル交換の目安にすることは大事なことです。
オイル交換を忘れてしまうと、バイクの心臓ともいえるエンジンやミッションを壊しかねないですね。
オイルはピストンやギヤなどの金属の接触をスムーズにしてくれる潤滑油として、熱を分散させたり、こすれた金属を収集してくれるなどの大事な役割を担っています。
そういう意味からも、オイルの交換時期は前回オイル交換した時からの期間や一定の走行距離で交換することは大事です。
前置きが長くなりましたが、今回は前回交換から9カ月、たった1,000kmしか走行していませんが、オイルは「真っ黒」でした。
オイルが真っ黒だったということは、十分に交換時期を迎えていたといえます。
ほかにもバイクを何台か所有してきましたが、約1,000kmでここまでオイルが真っ黒になるバイクは初めてです。
たぶん、この状態から、「カブはマメにオイル交換した方がいい」という噂に繋がっているのでしょう。
カブの場合は、定期的に汚れ具合を見て判断することも大事だと、今回は思いました。
結論、クロスカブ110はオイルが汚れやすいので、頻度を高め(マメ)にオイル交換した方がいいです。
これからは、期間・走行距離・オイルの状態を確認しながらオイル交換していきたいと思います。
4、クロスカブ110のオイル確認方法
他のバイクでは、オイルの確認窓が付いているバイクが多いので、確認窓から汚れ具合を見ることができる場合が多いです。
しかし、クロスカブ110にはオイル確認窓がありません。
その代わり、オイル給油口のオイルキャップを外してみてください。
オイルに浸かっているオイルキャップの先端が取り出せます。
この先端に付いているオイルをキッチンペーパーなどに垂らしてオイルの色を確認してみましょう。
オイルが真っ黒でなければ、緊急性はないかもしれません。
前回のオイル交換からの経過期間と
走行距離(最低でもホンダ指定の3,000km以内)
で、オイルが汚れていれば交換時期かもしれません。
ご参考まで。
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