ハンドル位置が3段階に調整できるとカタログにも書かれていますが、取扱説明書には「販売店で行ってください」と書かれているだけで、ハンドル位置の調整をどうするのか手順は書かれていませんでした。
でも、購入時に一番奥にしてもらったのが、少し遠くて体制がよくありませんでした。
なんとか手前に移動したい。
そこで、カバーで覆われた部分を開けてみることにしました。
カバーは六角レンチでネジを緩めます。
何ミリの六角レンチか忘れてしまいましたが、かなり細い六角レンチです。
カバーを開けた状態がこちら。
ハンドルバーを外すのに必要なのは6mmの六角レンチと17mmのボックスレンチです。
六角レンチは通常のL字型のものでもできなくはないと思いますが、より確実に固定するにはラチェットレンチの6mmヘキサゴンレンチを購入されることをお勧めします。
そして、どうしても必要なものはこちら。
KTC 9.5sq.ディープソケット(六角)17mm B3L17 | |
京都機械工具 |
これがなければハンドルのボルトを外すことはできません。
KTCの工具ではありませんが、少し長めのものを購入してきました。
値段はともかく使えればなんでもいいですね。
そしてハンドルを外した状態がこちら。
3段階というのはハンドル側の2本の突起をトップブリッジ側の穴にはめてボルトを締めるだけです。
しかし、この突起がなかなか入らないのです。
根気よく続けましょう。
そうして、やっと中間位置の穴にはめることができました。
ほんの数ミリ程度のことですが、運転のしやすさは激変しました。
最後に六角レンチのラチェット用ヘキサゴンソケットをご紹介します。
今まで、これは必要無いかと思っていましたが、今回は特に力をかけて締め上げる部分だったために、力のかけ方がコントロールできるこのソケットを購入してきました。
とっても便利ですよ。
早く買わなかったのが残念です。
ポジションというのは難しですね。
バイクのライディングポジションで一番難しいのはハンドルと聞いたことがありますが、ほんの少しの位置変更で乗りやすさが激変するのには
驚きました。
試してみる価値ありですよ。
KTC ショートヘキサゴンソケット BT3-06S-S | |
クリエーター情報なし | |
京都機械工具 |
FJR1300にはクルーズコントロールが付いています。
車には付いていて非常に便利だと思っていましたが、いまやバイクにも付いているんですね。
何度か使ってみましたが、今回は高速道路で試してみました。
まずは左ハンドルのホーンボタンの隣にあるクルーズコントロールのボタンを押してクルーズコントロールをONにします。
すると、スピードメーター下の黄色いランプがつきます。
セットしたい速度付近に近づいたら、「SET」ボタンを押します。
すると先ほどのクルーズコントロールの黄色いインジケータの右側に緑色の「SET」のランプが点灯し、定速走行の状態になります。
速度を上げたい時には「RES」を押して、速度を下げたい時には「SET」ボタンを押して微調整をします。
解除する時は右のアクセルを吹かす方向とは逆の方向にひねるか、クラッチを握るか、クルーズコントロールをOFFにするか
のいずれかを行いますが、走行中の使い勝手がいいのは「クラッチ」を握る事で解除するのが良さそうです。
アクセルを戻すと急に減速するショックがありますし、クルーズコントロールボタンを押すのはボタンを探すのにほんの少しの
時間がかかるからです。
クルーズコントロールを使用していると、一定速度に保つだけでなく、最低限のアクセル開度をコントロールしてくれるので
燃費も良さそうです。100km/h弱で走行していると、瞬間燃費計と平均燃費計から推測するに22km/Lは走ると思います。
便利になりました。
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