FJR1300の車検完了!乗り心地が劇的に改善?

愛車のFJR1300の車検が無事に完了しました。

今回は長年お世話になっているバイクショップ福大東にお願いしましたが、予想以上の整備内容と乗り心地の向上に大満足しました。

いつもながら信頼できるバイク屋さんです。
自分ではここまでの整備は難しいですね。

では、その詳細をご紹介します。

1. 車検内容の詳細

車検が完了したことは電話で連絡を受け、概略を聞いたあと、費用も確認してバイク屋さんに向かいました。

車検ほどまとまった整備になると、手持ちの現金で支払えない可能性があるので、金額は訪問する前に確認して現金の準備をして向かうことにしています。

正直なところ、今回は予定より高かったなという印象でしたが、行った整備を聞いてみると、これでも十分に安価であることがわかりました。

車検についての詳細をご説明します。

1)主な整備項目

今回の車検では、以下の整備が実施されました。

若いころはほとんどの整備を自分でやっていたので、とにかく車検が通るようにお願いしていましたが、自分で整備をするなら工具や備品など必要な整備用品を自分で持っておく必要があるので、今はほとんどをバイク屋さんにお任せしています。

自分でやってもいい項目もあれば、失敗のリスクを感じる項目もあって、圧倒的にバイク屋さんの方が経験値や技術力が高いので、結果的に短時間で安価に終わる事が多いものです。

 

さて、今回の整備項目は概ね以下の項目です。(細かいものは除く)

  • オイル交換
  • ブレーキフルード交換
  • クラッチオイル交換
  • ラジエーター液交換
  • エアクリーナー交換
  • プラグ交換
  • フロントタイヤ交換(「ブリジストンのT32GT」を指定しました)
  • ブレーキペダル調整
  • リアブレーキ調整
  • キャニオンケージ塗装

 

①タイヤ交換(ブリジストンT32GT)

減っていて車検が通らないということで、タイヤ交換になりました。
これが新しいタイヤです。まだ新品!(当たり前か)

 

タイヤはブリジストンの「T32GT」をお願いしました。

T32はもともとツーリング向けのタイヤです。

250㎏以上の重量車両向けに「GTスペック」というラインナップがあり、今回はこの「T32GT」を付けてもらいました。

以下はブリジストン(二輪車専用タイヤ)のホームページより引用させて頂きました。
引用元:https://www.bridgestone.co.jp/products/tire/mc/products/detail/pr185/

重量車両向けの「GTスペック」も進化を遂げた。
パルスグルーブの採用によりウェット性能が向上。また、ロングツーリングに求められる安定性と耐摩耗性も向上させた。
さらに「T32 GTスペック」は大型ツアラー車だけではなく、250・前後の中量車両への装着が可能となり、選択範囲が広がった。

こんなお客様におすすめ
○250・前後の中量車両~重量車両にお乗りのお客様
○ツーリングバイク/タイヤでワインディングを楽しみたいお客様
○スーパースポーツバイクでもツーリングタイヤを装着して楽しく走りたいお客様
○高いウェット性能をお求めのお客様
○出先やツーリング中の急な雨でも安心感をもって走りたいお客様

「BATTLAX SPORT TOURING T32 GTスペック」は車両重量250kg 前後を基準に、それを上回る重量の大型ツアラー車(代表機種:ホンダ/VFR1200F・ST1300、ヤマハ/FJR1300、BMW/R1200RT・K1600GT/GTL・K1300GT 他)などで快適なハンドリング、乗り心地、積載安定性を発揮します。

ブリジストンのHPには、「T32」または「T32GT」のどちらを選ぶのか適合表がありましたので、こちらも引用させて頂きます。

 

重量車両向けなだけあって、前回装着した時はかなりタイヤの減りが遅かったと思います。

 

②リアブレーキペダル調整、ブレーキタッチ改善

リアブレーキペダルの位置調整と、ブレーキタッチの改善もお願いしていました。

写真ではわかりにくいですが、たぶん前から内側に曲がっていたのでしょう。(転倒の影響ではない)

少し外側に曲げてもらいました。

それと、ブレーキが甘いというか、効きが悪いと感じていたのですが、ピストンの動きが悪かったそうで整備をしてもらいました。

こちらも、以前が何だったのかと思うほど、ブレーキタッチの印象が変わりました。

良かった!

2)その他、特別にお願いしたこと(キャニオンケージの修理)

先日のツーリングで、Uターン転倒してしまい、キャニオンケージに傷が入ってしまいました。

塗装が剥げて、キズが付いたのです。

そのままでは錆びが広がっていくと思われた為、見た目を少し改善してほしいとお願いしていました。

キズはなくなり、もともとの塗装と同じような塗装を施され、まったくキズや塗装の後がわからなくなりました。

 

キャニオンケージのフロント部分(修理後)

キャニオンケージのフロント部分(修理前)

 

キャニオンケージのリア部分(修理後)

 

キャニオンケージのリア部分(修理前)

 

せっかくキレイになったので、パイプガードなどで保護して見ようかと思います。

3)車検後の乗り心地

車検後のFJR1300は、まるで別のバイクではないかというほど、乗り心地に生まれ変わりました。

エンジンとシフトチェンジの改善

これはエンジンオイルを交換したことによるのではないかと思いますが、エンジンの回りが滑らかになり、シフトチェンジもスムーズになりました。
特に低速域での扱いやすさが向上し、とてもスムーズに感じます。

ハンドリングの変化

こちらはタイヤ交換の効果だと思いますが、コーナリング時の安定性が格段に向上しました。

カーブや交差点を曲がる際に、バイクを少し倒したらイン側にハンドルが向いてしまうので、かなりの力でハンドルを抑えていないといけなかったのですが、まったくハンドル修正が不要になり「自然に曲がる」という表現がぴったりな状態になりました。

あれは何だったの?

と思うほどです。

2. 車検の意義

今回は、バイクが生き返ったという印象です。

整備を怠っていたつもりはありませんが、車検の節目にいろんな部分を点検してもらい、必要な範囲で整備をしてもらういい機会になりました。

1)定期点検の重要性

車検は単なる法的義務ではなく、愛車の健康診断と言えます。

今回の車検で走行距離は前回からたった3000km走行でしたが、この2年のうちに様々な部品の劣化や摩耗が進行していたのでしょう。

車検は面倒ですが、定期的な点検のタイミングにより、小さな問題を早期に発見し、大きなトラブルを未然に防ぐことができました。

2)安全性と性能維持の観点

適切なメンテナンスは、バイクの安全性を確保するだけでなく、本来の性能を維持するために不可欠です。

今回の車検で実施された各種オイル交換や部品交換により、FJR1300の潜在能力が復活したようにかんじました。

結果として、安全性の向上だけでなく、また走る楽しさが蘇ったというわけです。

こんなにも違うかなという印象ですよ。ほんと。

3. まとめ

今回の車検にかかった費用は約12万円、期間は10日かかりました。

一見高額に感じるかもしれませんが、得られた安全性と性能向上を考えると、十分に価値のある投資だったと感じています。

40年もの付き合いがあるバイクショップに継続的に整備をお願いしているので、整備歴があったり、私のバイクへの深い理解に基づいた丁寧な整備が行われたと思います。

4.車検後にプチツーリング

私の好きな油山が近くにあります。

この油山は、18歳の時に初めてバイクを買った日に走った山ですし、仕事終わりに通っていた時期もあります。

今では登山にも、バーベキューにもこの油山にくることがあります。

 

そんなわけで、車検から引き取ったFJR1300の走行を確認することも兼ねて、油山の片江展望台にプチツーリングに行ってきました。

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この記事を書いた人

18歳で中型自動二輪を取得し、4台のバイクを乗ってきました。
バイクは「ツーリング」を最も楽しんでいます。

地図を見て、その地に向かう。
バイクで少しばかりの冒険を楽しんでいます。

私が行ったツーリングコースが、皆様の次の冒険先になるようにとこのブログをはじめました。

バイクで冒険に出かけましょう。

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