クロスカブ110をマニュアル化!SP武川ハイドロクラッチキットで半クラッチ操作を実現【29,700円】

個人的にクロスカブ110を買って最も戸惑ったのは「ロータリー式」のギアチェンジです。

本当に慣れるまで1年くらいかかりました。

そして、2番目に戸惑ったのは自動遠心クラッチです。

それでも、踏み込めばギアが変わり、少し手前だとクラッチが切れるので、それも上手に使えるようになってきました。

 

そして見つけたのが、今回ご紹介する「ハイドロクラッチコンバージョンキット」です。

クロスカブ110の自動遠心クラッチに慣れない方や、より細かなクラッチ操作を求めるライダーにとって、SP武川の「ハイドロクラッチコンバージョンキット」は魅力的な選択肢になりますね。

このキットを使えば、標準の自動遠心クラッチをマニュアルクラッチに変更でき、従来のバイクのような操作感を楽しめるようになります。

目次

マニュアルクラッチ化で得られるメリット

半クラッチ操作が可能に

最大のメリットは、今まで使えなかった半クラッチ操作ができるようになることです。

標準の自動遠心クラッチでは、クラッチが繋がるタイミングをコントロールできず、特に細かな操作が必要な場面でもどかしさを感じることがありました。

マニュアルクラッチ化により、任意でクラッチを切ったり繋げたりするタイミングを操作できるようになります。

エンストしない安心設計

このキットの優れた点は、1次側の自動遠心クラッチを残していることです。

そのため、発進・停止時は自動遠心クラッチの動作が残り、シフトチェンジ後にレバーを離してもエンストしません。

走行中は任意でクラッチ操作ができる、まさに「いいとこ取り」の仕様となっています。

注意すべきポイント・デメリット

免許区分の変更

クロスカブ110にこのキットを装着する場合、免許区分が変わるため注意が必要です。

AT限定免許では乗れなくなり、マニュアル操作が認められた小型限定普通二輪免許が必要になります。

これは法的な問題となるため、必ず確認してください。

取り付けの複雑さ

油圧クラッチのため、取り付け作業には相応の準備と技術が必要です。

DIYでの取り付けに不安がある場合は、専門店での施工をお勧めします。

商品スペック・特徴

私のクロスカブ110(JA45)にもやっと対応してくれました。

項目内容
価格税込29,700円
対象車両クロスカブ50(AA06-1000001~)、クロスカブ110(JA45-1000001~)
クラッチタイプ油圧式マニュアルクラッチ
特徴1次側自動遠心クラッチ保持、エンスト防止機能
取り付け純正クラッチカバーに装着

他の選択肢との比較

SP武川では、すでにCT125ハンターカブ(JA65)、クロスカブ110(JA60)、ダックス125(JB04)用のクラッチコンバージョンキットも販売されています。

今回紹介するのは、前期型のクロスカブ50(AA06)とクロスカブ110(JA45)専用のキットです。

新型クロスカブ110(JA60)をお持ちの方は、すでに対応キットが販売されているため、そちらを選択してください。

実際の使用感・期待される効果

このキットを装着することで、エンジンの動力をクラッチレバーで切る、繋げるといったオートバイ本来の走りを楽しむことが可能になります。

特に林道走行などで段差を超えるために前輪をリフトさせたい場合、標準仕様ではニュートラルで回転を上げてからローに踏み込むしかありませんが、手動クラッチがあれば安定して操作できるようになります。

また、クラッチを左手の操作にすることで、シフトペダルのシフトタッチが軽くなるメリットもあります。

おすすめする人・しない人

おすすめする人

  • 自動遠心クラッチの操作感に慣れない方
  • 半クラッチ操作を使いたい方
  • より細かなクラッチコントロールを求める方
  • 小型限定普通二輪免許以上をお持ちの方

おすすめしない人

  • AT限定免許の方(法的に運転できません)
  • 自動遠心クラッチの便利さを重視する方
  • 取り付け費用を含めた総額を考慮すると予算オーバーの方

まとめ

SP武川のハイドロクラッチコンバージョンキットは、クロスカブ110の自動遠心クラッチに物足りなさを感じているライダーにとって、魅力的なカスタムパーツです。

価格は29,700円と決して安くはありませんが、他のクロスカブとは一味違う操作感を手に入れることができます。

ただし、免許区分の変更が必要な点は必ず確認し、取り付けに不安がある場合は専門店に相談することをお勧めします。

クロスカブをより自分好みにカスタマイズしたい方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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    この記事を書いた人

    18歳で中型自動二輪を取得し、4台のバイクを乗ってきました。
    バイクは「ツーリング」を最も楽しんでいます。

    地図を見て、その地に向かう。
    バイクで少しばかりの冒険を楽しんでいます。

    私が行ったツーリングコースが、皆様の次の冒険先になるようにとこのブログをはじめました。

    バイクで冒険に出かけましょう。

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