SHOEIのヘルメットを買うと付属してくる「シリコンオイル」と「撥水剤」、ちゃんと使っていますか?
ヘルメットのシールドを取り外して磨いていると、戸棚にしまい込んでいたSHOEIのメンテナンス用品を思い出して取り出してみました。
メーカー側からの視点で考えると、経費をかけてまで付属品を用意する理由があると思うのです。
そう考えると、多くのユーザーが困っている内容がこの付属品に現れているのではないでしょうか。
付属品を引き出しに眠らせているライダーは、実はかなり損をしています。
この記事では
- 付属メンテナンスキットの正しい使い方
- 純正品が切れた後に買うべき「コスパ最強の代替品」比較
- 内装がへたってきたときの交換サイン&おすすめパッド
の3点をまとめてお届けします。
特に「純正品の補充どうしよう?」と思っている方は必見です。
1、SHOEIヘルメットに付属のメンテナンスキット
SHOEIのヘルメット(GT-Air II、Z-8、X-Fifteenなど)を購入すると、
箱の中に小さなメンテナンスキットが同梱されています。
【付属品の内容】
- 撥水剤(シールド用)
- シリコンオイル(シールド可動部用)
- クロス(紙製)
- 綿棒
- 簡単なメンテナンス説明書
(※ヘルメットの種類によって付属品が異なる場合があります)
「これ、何に使うんだろう?」とそのまましまい込んでいた方も多いはず。
でも実はこの2本、ヘルメットのコンディションを維持するための最重要アイテムです。
私のヘルメットに付属していたのはこちら。
この状態でヘルメットと一緒に箱に入っていました。

取り出してみると、左上から「撥水剤」「シリコンオイル」「クロス(紙製)」「綿棒」となっています。
簡単なメンテナンス説明書までありました。

一度使うことができたら、その後は自分でも用意できるようなキッチンペーパーや綿棒ですので、最初の一歩(メンテナンスキットを使うこと)の利便性を高めたセットが付属しているようです。
2、シールド撥水剤の使い方(雨の日の視界が劇的に変わる)
撥水剤は、シールドに数滴垂らして拭き伸ばすだけで完了です。
【手順】
- シールドの汚れをキッチンペーパーや濡れ布で拭き取る
- ボトルを軽くつぶしながら、シールドに3〜4滴垂らす
- 付属クロスやキッチンペーパーで全体に薄く塗り伸ばす
- スジが消えるまで別のティッシュで拭き取る
- 乾燥させれば完了

シールドに数滴を垂らしたら、今度はキッチンペーパーなどで塗り伸ばします。

塗り伸ばしたスジが残っているので、これが消えるまで付属のウエスや別のティッシュで拭き取ります。
この作業で、たぶん撥水加工されたかと。。

この撥水剤を塗った後、雨の中を走ってみましたが、見事に水滴が流れてくれました。
安全運転にも直結する効果を実感できます。
バイクに乗っているときに雨の中を走ると、水滴で視界が悪くなりますね。
そんな時に少しでも雨水を弾くことができれば、安全運転にもつながりますし、何より見やすいので心理的にも安心です。
ぜひこの撥水剤使ってみてください!
純正撥水剤が切れたら?── 代用品比較表
純正撥水剤はとても小さなボトル。すぐ使い切ってしまいます。
「補充どうしよう?」という方のために、コスパ優秀な代用品を比較しました。
| 商品名 | 特徴 | コスパ | おすすめ度 |
| SHOEI純正撥水剤 | 専用設計・安心の純正品 | △(割高・小容量) | ⭐⭐⭐⭐ |
| ソフト99 ガラコ バイク用 | バイク専用・ガラス・シールド対応 | ◎ | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| Rain-X オリジナル | 長持ち・視界確保に定評あり | ○ | ⭐⭐⭐⭐ |
| プレクサス クリーナーポリッシュ | 撥水+UV保護+クリーナー3役 | ○ | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
3、SHOEIシリコンオイルの使い方と効果
シリコンオイルは、シールドの「可動部(ヒンジ周り)」に使います。
【手順】
- シールドをヘルメットから取り外す
- 可動部(ピボット周り)の汚れを綿棒で拭き取る
- シリコンオイルを綿棒に少量つけ、可動部に塗布する
- ティッシュで余分なオイルを拭き取る
- シールドを取り付けて開閉確認
「なんとなくシールドが重くなってきた」と感じたら、シリコンオイルを塗るだけでスルスルとした動きが復活します。
さらに!シリコンオイルはヘルメット外装全体に薄く塗布することで、紫外線劣化防止・雨汚れの防止・ツヤ出し効果も期待できます。(これ、意外と知らない人が多い!)

あまり負担にも思っていませんでしたが、シールドの動きがとてもスムーズになりました。
あまり気にしていない方も多いかもしれませんが、塗ってみると違いが体感できるので、こちらもお試しされてはいかがでしょう。
純正シリコンオイルが切れたら?代用品比較表
純正品は確かに品質は保証されていますし、付属品なので使わないなんてもったいないです。
しかし、購入しようと考えた場合は、コスパは正直微妙です。
市販品にも全く同等以上の製品があります。
| 商品名 | 容量 | 特徴 | コスパ | おすすめ度 |
| SHOEI純正 シリコンオイル | 小瓶 | 専用設計・安心 | △(販売している店舗を見つけられませんでした) | ⭐⭐⭐⭐ |
| AZ(エーゼット)シリコーンスプレー | 420ml | 圧倒的コスパ・バイク用途に実績多数 | ◎◎ | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| KURE シリコンスプレー | 420ml | ホームセンターで入手簡単・信頼性高い | ◎ | ⭐⭐⭐⭐ |
| KURE スーパーシリコンスプレー | 420ml | 噴射量の調整がしやすい | ○ | ⭐⭐⭐⭐ |
💡 コスパ最強は「AZシリコーンスプレー」一択!
ヘルメットのシールド可動部はもちろん、バイクのゴムパーツ・シート・樹脂パーツ・ファスナーなど何にでも使えます。
1本あれば2〜3年は持つので、迷ったらこれを選べば間違いなし。
4、シールド以外の場所へのシリコンオイル塗布方法
付属の小瓶がなくなった後、市販スプレーで「ヘルメット全体メンテ」をする手順です。
ヘルメットにシリコンオイルを塗布する際、適切な手順と方法を理解することで、より効果的にヘルメットを保護し、その効果を長持ちさせることができます。
以下の手順と合わせて、使用するシリコンオイルの製品表示も確認しましょう。
効果的なシリコンオイルの塗り方
用意するもの
- シリコンオイル(ヘルメット対応のもの)
- 柔らかい布(マイクロファイバークロスなど)
- 保護手袋(必要に応じて)
塗布手順
- ヘルメットの汚れを落とす
まずは、中性洗剤を薄めた液でヘルメットの表面を洗い、よく乾燥させます。
砂や埃が付着したままシリコンオイルを塗布すると、ヘルメットに傷が付く可能性があります。 - シリコンオイルを布に少量取る
布に直接スプレーしたり、液体を垂らしたりせず、一度指先に少量を取り、それから布に移すと、塗布量を調整しやすく、ムラなく塗ることができます。 - ヘルメットに薄く塗り広げる
円を描くように優しく塗り広げ、全体に薄く均一な膜を作るように意識しましょう。
一度に大量に塗布するのではなく、少量ずつ丁寧に塗布していくことが大切です。 - 乾拭きをする
塗り広げた後、清潔な乾いた布で余分なシリコンオイルを拭き取ります。
こうすることで、ベタつきを抑え、ホコリなどの付着を防ぎます。 - 乾燥させる
直射日光を避け、風通しの良い場所で完全に乾燥させます。
乾燥時間は使用するシリコンオイルによって異なりますので、製品の説明書をよく読んで確認しましょう。
シリコンオイル塗布の頻度
シリコンオイルの塗布頻度は、使用環境やヘルメットの状態によって異なります。
一般的には、1ヶ月に1回程度を目安とすると良いでしょう。
雨天走行後や汚れが目立つ場合は、都度洗浄し、乾燥後に塗布することをおすすめします。
また、ヘルメットの取扱説明書に記載されている推奨頻度も確認しましょう。
5、ヘルメット以外へのシリコンオイル活用法
ヘルメット以外にも、シリコンオイルは様々な用途で活用できます。
例えば、自転車やバイクのゴムパーツ、革製品、金属パーツの保護やツヤ出しにも効果的です。
ただし、素材によってはシリコンオイルが適さない場合もあるので、事前に確認してから使用しましょう。
ゴムパッキンの潤滑やプラスチック製品の保護にも使用できます。
【活用場面】
・ バイクのゴムパーツ(劣化防止・ツヤ出し)
・ グローブのファスナー(滑りの改善)
・ シート(ビニール・レザーの保護)
・ 雨具のファスナー(錆び防止・スムーズな動き)
・ バイクカバーのベルト
・ 引き出しや扉のレール
詳しくは呉工業のような製品のウェブサイトなども参考にしてください。
ゴムやプラスチック製品の保護とツヤ出し
ゴムパッキンやプラスチック製品にシリコンオイルを塗布することで、劣化を防ぎ、ツヤを出し、寿命を延ばすことができます。
例えば、冷蔵庫のドアパッキンや、自動車の窓枠ゴム、プラスチック製の収納ケースなどに使用できます。
ゴムのひび割れ防止にも効果的です。
ただし、可塑剤を含む素材には使用を控えましょう。変形や劣化の原因となる可能性があります。
滑りの改善
シリコンオイルは潤滑性が高いため、引き出しや扉のレール部分に塗布することで、滑りを良くし、開閉をスムーズにする効果があります。
また、ファスナーの滑りが悪くなった時にも、シリコンオイルを塗布することで改善が見込めます。
布製品に使用する際は、シミにならないよう少量ずつ塗布し、乾いた布で拭き取ることが大切です。
シール剥がし
実は、頑固なシール跡を剥がす際にも、シリコンオイルが役立ちます。
シール跡にシリコンオイルを塗布し、しばらく置いてからこすり取ると、綺麗に剥がれやすくなります。
ステッカー剥がし専用の製品も販売されていますが、シリコンオイルでも代用可能です。
【おまけ】SHOEIヘルメットの付属ステッカーについて
最後に、どのヘルメットに付属していたのかわかりませんが、小さなSHOEIステッカーが入っていました。
ヘルメットには貼りませんが、使えそうですね。 かわいいステッカーです。


コメント