ヘルメット内装キット交換で愛用ヘルメットを蘇らせる方法

長年愛用しているヘルメットの内装スポンジが粉状になって落ちてくる経験はありませんか?

私も40年以上のライダー経験の中で、何度もこの問題に直面してきました。

昔のヘルメットは内装が取り外しできないものがほとんどでしたので、今の時代はニーズに合った商品が出ていて助かります。

 

さて、先日もヘルメットの内装を洗濯しようと取り外したら、ヘルメットの中から黒いスポンジの粉が落ちてきてしまいました。

よく見ると、一番大きな内装からスポンジが外れているではありませんか!

一応は洗いましたが、これは早く買わなければと、すぐに注文しました。

 

昨今はヘルメットも高いですから、新しいヘルメットを頻繁に買い替えるよりも、愛用品を大切に使い続けたいという気持ちが強くなりますよね。

今回は、ヘルメット内装キットの交換について、実際の使用体験を基に詳しく解説いたします。
内装キットを適切に選び、交換することで、まるで新品のような快適性を取り戻すことができるのです。

目次

ライダーが抱える内装劣化の悩み

内装劣化とはどのような状態なのでしょうか。

ヘルメット内装劣化の深刻な問題

長年使用したヘルメットで最も気になるのが、内装スポンジの劣化です。

スポンジが粉状になって落ちてくる状態は、単なる不快感だけでなく、安全性にも関わる重要な問題なのです。

私の経験では、この症状が現れるのは使用開始から5年程度が目安となります。

いやいや、早いでしょ。

と思ってしまいますが、ショーエイのホームページには、「ヘルメットの有効期限は購入後3年」と書かれています。

内装に使われているスポンジの前に、ヘルメットの有効期限が切れてしまっているという事実があります。

ライダー特有の課題

特に夏場の汗や湿気、定期的な洗濯による劣化が蓄積されると、スポンジの弾力性が失われ、最終的には粉状になってしまいます。

ライダーにとって、ヘルメットの快適性は重要です。

乗車中はずっとヘルメットをかぶっていて、わずかな違和感でも長時間のツーリングに大きな影響を与えるからです。

また、経済的な観点からも、高品質なヘルメットを長期間使用したいという要望が強くなります。

最近のヘルメット価格上昇を考えると、内装キット交換による延命は非常に合理的な選択といえるでしょう。

ヘルメット内装キット選びの重要ポイント

選ぶも何も、同じ内装キットを購入するだけです。

なかなかサードパーティー製の内装キットは販売されていません。

正確なサイズ選択の重要性

内装キット選びで最も重要なのは、お使いのヘルメットに完全に適合するサイズを選ぶことです。

メーカーやモデルによって内装の形状や取り付け方法が異なるため、必ず型番を確認して購入する必要があります。

これ意外と難しい。

ヘルメットにはサイズがあります。←これは皆さんご存じですね。

でも内装キットはチークパッドの厚みでサイズ調整ができるものもありますし、最初から調整されているものかもしれません。

まずはヘルメットのサイズを調べて。

次にチークパット等のサイズ展開も調べてみましょう。

ブカブカの状態であれば、少し厚みのあるパッドに交換するのもいいですし、窮屈であれば、薄いパッドに交換することもできます。

これらの理由から、必ずヘルメットの型番を正確に確認してから注文することをお勧めします。

純正品を選択

ヘルメットの内装キットは、安全性を考慮してヘルメットメーカーの内装キットをお勧めします。

安価な製品では、交換後1〜2年で再び劣化が始まることがあります。

純正品は価格が高めですが、材質の品質や耐久性において優れており、結果的にコストパフォーマンスが良いことが多いです。

内装キット交換の効果

選択しようと内装キットを取り出したところ、スポンジが劣化した粉が落ちてきたこと、内装からスポンジが剥がれてしまっているのを見て、すぐに交換が必要と認識しました。

交換前の状態と交換決断のきっかけ

私が内装キット交換を決断したのは、ヘルメットの内装スポンジを取り外した時に、スポンジの粉が落ちてきた時でした。

よく見ると、内装からスポンジが外れてしまっていました。

この状態では、スポンジの衝撃吸収能力も大幅に低下しており、安全性の観点からも交換が必要でした。

よく見ると、内装も擦れていますね。

ヘルメット自体はまだ使用可能な状態だったため、新品購入ではなく内装キット交換を選択しました。

ヘルメット内装の外し方

内装キットの交換作業自体は、それほど難しいものではありません。

古い内装を丁寧に取り外し、新しいキットを正確に取り付けるだけです。

交換後の初回使用時の印象は、まさに「新品のヘルメットを被った」という感覚でした。

スポンジの適度な硬さと弾力性が復活し、頭部へのフィット感が格段に向上しました。

肌触りも滑らかになり、長時間の使用でも不快感を感じることがなくなりました。

長期使用での変化と満足度

別のヘルメットの場合ですが、交換から3年が経過した現在でも、内装の状態は良好に保たれています。

定期的な洗濯を続けていることもあり、衛生面でも問題ありません。

購入前に知っておきたい重要なポイント

在庫状況と入荷の問題

内装キット購入で最も注意すべきは、在庫状況です。

人気モデルや古いモデルの内装キットは、在庫切れになることが頻繁にあります。

私の妻の場合、内装キット注文から入荷まで半年以上待たされた経験がありますし、私の別のヘルメットの場合も2カ月ほど待ちました。

この期間中は劣化したヘルメットを使い続けなければならず、非常に不便でした。

購入タイミングの重要性

内装の劣化を感じ始めたら、できるだけ早めに内装キットを購入することをお勧めします。

在庫があるうちに購入し、必要になったタイミングで交換するのが理想的です。

特に生産終了モデルのヘルメットをお使いの方は、内装キットの在庫がなくなる前に購入しておくことが重要です。

一度生産終了になると、再入荷の可能性は非常に低くなりますので、ヘルメットを買換えしなければならないことになってしまいます。

価格と品質のバランス

内装キットの価格は、どの販売店でもそれほど大きな差はありません。

むしろ重要なのは、確実に在庫を確保できる信頼できる販売店を選ぶことです。

メンテナンスと長期使用のコツ

ヘルメット内装の定期的な洗濯の重要性

内装キットの寿命を延ばすためには、定期的な洗濯と点検が欠かせません。

2~3か月に1〜2回程度、私はネットに入れて洗濯機で選択します。

手間を惜しまない方は、中性洗剤を使用して手洗いすることをお勧めします。

洗濯後は、直射日光を避けて陰干しすることが重要です。

高温での乾燥は素材の劣化を早めるため、避けるべきです。

ヘルメット保管方法の工夫

使用後のヘルメットは、風通しの良い場所で十分に乾燥させてから保管しましょう。

湿気がこもった状態での保管は、内装の劣化を早める原因となります。

ヘルメット内装の交換時期の見極め

内装キットの交換時期は、スポンジの弾力性や肌触りの変化で判断できます。

明らかな劣化を感じる前に交換することで、常に快適な状態を保てます。

スポンジの粉が落ちてくるような場合は、すぐに交換しましょう。

実際の購入・使用体験談

購入プロセスの詳細

私が内装キット購入を決断したのは、つい先週のことです。

まず、ヘルメットの型番を正確に確認し、複数の販売店で在庫状況を調べました。

幸い、信頼できるバイク用品店で在庫を確認でき、即座に注文しました。

注文の翌日には到着するほど早い対応で、梱包も丁寧でした。

交換作業の実際

交換作業は、私の場合は何度も行っていますので、説明書を見なくてもできますが、内装交換が初めての方は、説明書をやビデオを見ながら慎重に行ってください。

古い内装を取り外す際は、取り付け方法を写真に撮っておくと、新しい内装の取り付けがスムーズになります。

作業時間は約10分程度で、特別な工具は必要ありませんでした。

交換後は窮屈に感じるほど

交換してヘルメットをかぶってみると、サイズが変わったのかと思うほど窮屈になりました。

これが本来の姿なのでしょう。

まとめと最終的な推奨

購入を検討すべき方

以下のような方には、内装キット交換を強くお勧めします:

  • 愛用ヘルメットの内装劣化を感じている方
  • 快適性を重視する方

購入時の注意点

  • 正確な型番確認:必ずヘルメットの型番を確認してから注文する
  • 在庫状況の確認:複数の販売店で在庫を確認し、確実に入手できる店舗を選ぶ
  • 早めの購入:劣化を感じ始めたら、在庫があるうちに購入する

今後の商品選びへのアドバイス

内装キット交換は、新品ヘルメット購入と比較して、コストパフォーマンスに優れ、愛用品を長く使い続けることができます。

ただし、ヘルメット本体の耐用年数も考慮し、安全性を最優先に判断することが重要です。

内装キット交換により、より快適で安全なツーリングライフを楽しんでいただければと思います。

定期的なメンテナンスと適切なタイミングでの内装キット交換により、愛用のヘルメットを長期間にわたって快適に使用することができるでしょう。

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この記事を書いた人

18歳で中型自動二輪を取得し、4台のバイクを乗ってきました。
バイクは「ツーリング」を最も楽しんでいます。

地図を見て、その地に向かう。
バイクで少しばかりの冒険を楽しんでいます。

私が行ったツーリングコースが、皆様の次の冒険先になるようにとこのブログをはじめました。

バイクで冒険に出かけましょう。

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