ツーリングレポートは既に公開済みですが、なかなかYouTube へのアップができていませんでした。
ツーリングからそろそろ3か月が経過しようとしている時期にやっと動画が完成しました。
内容は重複しますが、動画の紹介と共にツーリングレポートをお送りします。

バイクに乗る楽しみは、なにもスピードやパワーだけではありません。
年齢を重ねるごとに、「道中の景色をどれだけ味わえるか」「寄り道がどれだけ楽しいか」といった、心の充足感が重要になってくるものです。
今回は、友人と2人で「原付二種」という相棒を選び、福岡市内から佐賀の波戸岬を目指しました。
大型バイクでは見落としてしまうような小さな脇道や、ふと立ち止まりたくなる絶景。
そんな「カブだからこそ見える世界」を、皆様にお届けします。
このルートの最大の魅力
今回のルートの魅力は、「海・山・食」の3拍子が完璧に揃った贅沢さにあります。
唐津の海岸美を楽しみ、呼子の絶景に癒やされ、波戸岬で名物のサザエに舌鼓を打つ。
さらに帰路は、山あいの爽快なワインディングを駆け抜ける。
110ccの機動力を活かし、体力を温存しながらも満足度の高い「遊び」が凝縮されたルートです。
なぜ「原付二種」で「波戸岬」なのか
50代・60代のライダーにとって、重量のある大型バイクでのツーリングは時に気合いが必要です。
しかし、カブなら玄関を出る瞬間から心が軽い。
また、波戸岬周辺の細い路地や展望台、駐車場での取り回しも、原付二種ならストレスフリーです。
「頑張りすぎない、でも手は抜かない」 そんな大人の休日を過ごすのに、この佐賀・唐津エリアは最適な距離感とバリエーションを持っています。
ツーリングルート概要
- 出発地: 福岡市内(西区エリア)
- 目的地: 波戸岬(佐賀県唐津市)
- 総距離: 約150km〜200km(巡回ルート含む)
- 所要時間: 約6時間〜8時間(休憩・食事込み)
- 難易度: 初級〜中級(交通量の多い国道から山間部のワインディングまで変化に富むため)
- 推奨時期: 通年可能(特におすすめは春・秋の午前中出発)
- 注意点: 202号線(浜玉付近)は週末に混雑しやすいため、早めの通過を推奨。
- 北天グリーンロード付近は、路面温度が低い時期の凍結に注意。
走行ルート詳細
各区間の走行感想
① 福岡市内 〜 日向峠 〜 浜玉
スタートは福岡市内から西へ。
日向峠はカブにとって最初の頑張りどころです。
グイグイと登るパワーこそありませんが、エンジンの唸りを感じながらトコトコと緑の中を抜ける感覚は、なんとも愛おしいもの。
深江から202号線に出ると、視界が一気に開けて海が見えてきます。
この瞬間の解放感は、何度走っても飽きることがありません。
② 虹ノ松原 〜 唐津城 〜 呼子
虹ノ松原の松並木は、木漏れ日が美しく、カブで流すには最高のロケーションです。
唐津城を左手に見ながらさらに西へ。
呼子大橋を渡る際は、風に煽られないよう注意が必要ですが、橋の上から見下ろす玄界灘の青さは格別。
「風の見える丘公園」からの眺望は、カブを停めてじっくりと目に焼き付けてほしいスポットです。
③ 波戸岬 〜 北天グリーンロード 〜 嘉瀬川ダム
波戸岬でエネルギーをチャージした後は、内陸のルートへ。
北波多から厳木方面へ抜け、待っているのは厳木ダム横を抜けて北天グリーンロードへ。
ここは路面状況も良く、適度なアップダウンとカーブが続く、ライダーにとっての聖地です。
110ccのパワーを使い切り、リズミカルにコーナーを抜ける楽しさは、カブならではの醍醐味と言えるでしょう。
立ち寄りスポット紹介
- 風の見える丘公園: 呼子大橋と周辺の島々を一望できる名所。カブを並べて写真を撮るのに最高の背景です。
- 厳木ダム: 静かな佇まいで、落ち着いて景色を眺めたい時におすすめ。
- 嘉瀬川ダム(しゃくなげの里): 多くのライダーが集まる休憩スポット。
他の方のバイクを眺めながら、缶コーヒー片手におしゃべりするのも楽しみの一つ。
グルメ・お土産情報
おすすめグルメスポット
波戸岬名物「サザエのつぼ焼き」

- 料理の詳細: サザエのつぼ焼き(3個〜5個程度で500円〜 ※時期による)、イカ焼き。 注文を受けてから目の前の網で焼いてくれるスタイルです。
香ばしい醤油の匂いが食欲をそそり、プリプリの食感は新鮮そのもの。 - 店の雰囲気: 小屋が立ち並ぶ昔ながらの風情。おばちゃんたちの元気な接客に、心が和みます。
- ライダー向け設備: 広い無料駐車場完備。
砂利ではなく舗装されているエリアが多いので、バイクでも安心して停められます。 - 大人の楽しみ方: ノンアルコールビールを片手に。
この一杯が、海風と相まって「これぞ休日!」という気分を最高潮に高めてくれます。
実走レビュー
良かった点
とにかく「余裕」を持って走れたことです。
大型バイクでは通り過ぎてしまうような小さな景色に気づき、友人と並んで走る楽しさを再確認できました。
また、燃費の良さは驚異的。ガソリン代を気にせず、これだけ遊び尽くせるのはカブツーリング最大のメリットです。
注意すべき点
カブ110のパワー不足を感じる場面は、急な登り坂やバイパスの合流です。
無理にスピードを出そうとせず、後続車に道を譲る心の余裕を持つことが、安全で楽しい旅の秘訣だと感じました。
体力的な負担度
「低い」です。
車体が軽く、押し歩きやUターンも楽々なため、一日走り回っても翌日に疲れが残りません。
50代・60代のライダーにとって、この「疲れにくさ」は、旅を続けるための重要な要素ですね。
コストパフォーマンス
「最高」です。
ランチ代、おやつ代、ガソリン代を含めても数千円でこれだけの体験ができるのは、非常に贅沢な遊び方だと言
まとめ
今回の「カブツーリング」を通して感じたのは、バイクの大きさは楽しさの大きさに比例しないということです。
110ccの小さなエンジンでも、志が同じ友人と走れば、それは立派な「大冒険」になります。
もし、ガレージに眠っているカブがあるなら、あるいは「最近バイクが重いな」と感じているなら、ぜひ一度、原付二種で海を目指してみてください。
そこには、16歳で初めて公道に出た時のような、純粋なワクワク感が待っています。
YouTube動画
動画をYouTubeにアップしました。

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