バイクの冬に必要な、おすすめの防寒・電熱アイテム

長年バイクに乗り続けている私にとって、空気が澄み、遠くの景色まで鮮明に見える冬のツーリングは格別です。

私自身、1月に久住へツーリングに行った経験もありますが、冬のバイクは装備が全てです。

冬のツーリングで寒さに負けないためには、万全の防寒対策が必須となります。

特に我々中高年のライダーは、若い頃のように勢いで決めず、後悔のないように慎重に商品を選びたいものです。

しかし、「バイク 冬 必要なもの」を探しても、ジャケット、グローブ、電熱ウェアなど選択肢が多すぎて、質の高い商品情報を求める読者にとって、最適な商品選びは難しい課題です。

この比較記事では、実際に数多くのバイク用品を使用し、厳しい冬の走行経験も豊富な私が、失敗しない冬用アイテム20選(防寒着、電熱用品、小物)を徹底的に比較・紹介します。

この記事を読めば、寒さによる疲労を軽減し、この冬こそ快適で安全なツーリングが楽しめる、あなたに最適な防寒対策が見つかるはずです。

目次

冬のバイク用品選びのポイント・比較基準

冬のバイク用品は、単に厚着をするのではなく、いかに走行風を防ぎ、体の動きを妨げないかが重要です。

商品選択時の重要な判断基準を解説

防風性と保温性の両立

バイクは高速で風を切るため、まず防風性の高いアウターが不可欠です。

できれば、バイク専用のアウターが望ましいです。

他のアイテムで代用できない事はありませんが、何と言っても風の侵入はほとんど止められないものが多いです。

風も通してしまいますし、プロテクター類もほとんどがついていないでしょう。

バイク専用品を買うとそのあたりは安心ですね。

その上で、インナーや中綿による保温層が熱を逃さない構造であることが重要です。

快適性・疲労軽減効果

防寒性能が高くても、ウェアが分厚すぎて動きにくかったり、グローブが硬くてクラッチ・ブレーキ操作がしにくかったりすると、かえって疲労が増し、長距離ツーリングの快適性が損なわれます。

適切なフィット感と操作感を確認しましょう。

電熱機能の有無

近年進化が著しい電熱アイテムは、体の芯から温めてくれるため、寒さに弱い首元や指先の対策に最適です。

特に寒い時期にツーリングに行きたい時、電熱の有無は快適性と疲労軽減に大きく貢献します。

価格帯別の特徴説明

エントリー向け(まずは入門編)

基本的な防風・防水機能に特化し、コストを抑えたアイテムです。

インナーでの調整が前提となります。

ミドルレンジ向け(少しバイクに慣れた方)

高機能な透湿防水素材や、着脱可能なインナーを備え、冬場の街乗りから日帰りツーリングまで、高性能と価格のバランスが取れています。

ベテラン向け(冬のツーリングをガッツリ楽しみたい方)

最高級の素材を使用し、高い耐久性を持ちます。

電熱技術を搭載したモデルも多く、長期使用を見据えた耐久性や極寒地での快適性を追求したい我々世代におすすめです。

用途別の選び方ガイド

通勤・街乗り向け

着脱のしやすさや、バイクを降りた際の利便性を重視します。

日常使いでの使い勝手が良い、厚すぎないスマートなアイテムが望ましいです。

グローブであれば、すぐに外せること、ジャケットなら脱ぎ着が容易で、手に持ってお店などに入れるサイズなど。

ツーリング・長距離向け

寒さによる体力の消耗を防ぐため、快適性・耐久性重視の選定が必須です。

名の知れたバイク用品メーカーの専用品の中から選ばれる事をおススメします。

特に電熱装備は、長距離使用での実体験 からも、その疲労軽減効果は非常に高いと言えます。

おすすめ商品一覧(カテゴリ別)

「バイク 冬 必要なもの」を網羅する、以下の主要カテゴリから厳選したアイテム群を紹介します。

【価格帯別】おすすめ商品紹介

エントリー向け(まずは入門編)

各商品の基本情報・特徴

安価ながら冷えやすい手首や首元をピンポイントで防御できるネックウォーマーや、フリース素材のインナージャケットなど。

実使用レビュー

コストを抑える工夫として、これらのアイテムを既存のジャケットの下に重ね着することで、冬のツーリングの最低限の寒さ対策は可能です。

ただし、1月の久住へ行った際のように、氷点下に近い環境では、電熱装備には及ばないため、休憩を頻繁に挟むなど、体調管理に注意が必要です。

ミドルレンジ向け(少しバイクに慣れた方)

各商品の基本情報・特徴

透湿防水機能を備え、雨や雪の日 でも安心なライディングジャケットや、防寒性に優れた多層構造のウィンターグローブ

おすすめポイント

価格と性能のバランスに優れており、多くの場合、快適性を損なわない程度の動きやすさを確保しています。

実使用レビュー

以前、高速道路を含む長距離ツーリングで使用した際、風圧による冷えを効果的に遮断してくれました。

体力の消耗を防ぎ、長距離使用での実体験として満足度の高いアイテムが多い価格帯です。

ベテラン向け(冬のツーリングをガッツリ楽しみたい方)

各商品の基本情報・特徴

バッテリー駆動または車載電源を利用する最新の電熱ジャケット、操作性を犠牲にしない薄型設計の電熱グローブなど。

適用シーン

極寒期の朝ツーリング、標高の高い山間部の走行、長距離高速走行。

実使用レビュー

電熱グローブは、指先の冷えが解消されるため、クラッチやブレーキ操作のレスポンス・操作感を保つ上で非常に重要です。

初期投資は高額になりますが、その快適性は段違いであり、購入後の満足度向上につながる最高の装備です。

項目別詳細比較

価格・コストパフォーマンス比較

冬用装備は高価ですが、その寿命と快適性を考慮すると、必ずしも安価なものがコスパが良いとは限りません。

ハイエンドモデルは耐久性が高く、高性能を維持できるため、数年単位で考えるとエントリーモデルを買い替えるよりも経済的な場合があります。

長く快適に乗りたい我々世代こそ、品質に投資する価値があります。

機能性・性能比較

実使用での差異

特にグローブにおいて、防寒性を追求するとどうしても厚手になり、クラッチ操作などの繊細な感覚が失われがちです。

最新のハイエンドグローブは、保温材の配置や素材選定により、この操作感の差異を最小限に抑えています。

デザイン・外観比較

我々50代ライダーは、機能性はもちろん、愛車(FJR1300Aやクロスカブ110)に合わせた統一感のあるデザインを求めます。

最近は、機能性を持ちながらも、レトロスタイル や普段使いしやすいカジュアルなデザインが増えており、バイクを降りた後の移動でも違和感がありません。

用途・シーン別おすすめランキング

ツーリング・長距離向け

快適性・耐久性重視の選定

寒さによる疲労は集中力の低下につながります。

電熱ジャケット、電熱グローブ、そして防風性の高いネックウォーマーの3点セットを推奨します。

これらを装備することで、九州の絶景高原ルート(阿蘇や久住) も快適に走破できます。

電熱装備は、単に温かいだけでなく、体が冷えることによる無意識の緊張や震えを防ぎ、疲労軽減に非常に効果的です。

目的別おすすめ商品まとめ

冬の快適なツーリングを実現するために、中高年のライダーが選ぶべき最適解は、高性能な「電熱アイテム」と「高機能な防寒アウター」の組み合わせです。

「電熱アイテム」と「高機能な防寒アウター」の組み合わせ

寒さによる体力の消耗と疲労蓄積 は、我々世代にとって無視できません。

寒さを完全にシャットアウトすることで、運転への集中力が維持でき、購入後の満足度向上に直結します。

また、電熱装備はインナーが薄く済むため、動きやすさも確保でき、操作性の低下を防げるからです。

失敗したくない我々世代にとって、初期投資はかかっても、バイクの冬装備に必要なものの中で電熱装備は最も価値のある選択肢だと言えます。

購入前に知っておきたいポイント

サイズ選びの重要性

防寒着は、中に着込むインナーの厚さを考慮しつつ、風が入らない適度なフィット感が重要です。

特に電熱ウェアは、肌に近いほど熱効率が高まるため、サイズ選びは慎重に行いましょう。

メンテナンス方法

高機能防水素材や電熱ウェアは、メンテナンスを間違えると性能が低下します。

メーカー指定の洗濯方法や保管方法(特にバッテリー)を必ず守り、長期使用を見据えた手入れを心がけましょう。

おすすめ商品

私ならの視点でおすすめ商品をラインナップしてみました。

防寒ジャケット(オールラウンド高性能)

コミネ JK-602 プロテクトウインターパーカ(多層構造で高保温、防水透湿、ナックルプロテクター付き)

コミネ バイク用プロテクトウィンタージャケット JK-603(防水・防寒性能高く、着脱保温ライナー付き)

コミネ エニグマG2 ソフトシェルパーカ JK-5795(防水性能あり)

デイトナソフトシェルジャケット DJ-005(動きやすく防風性に優れる)

RSタイチパッカブル ウインドブレーカー RSU309(軽量で携帯に便利)

ディアマジックダイレクト 防風防寒ジャンパー(耐久撥水、防風&裏フリースが暖かい)

電熱アイテム

PowerArQ 電熱グローブ(3段階温度調節・速暖)

PowerArQ 電熱ベスト(高い防水性能と耐久性)

PowerArQ 電熱インナーパンツ(洗濯可 温度調節)

PowerArQ 電熱ネックウォーマー(温度調節可能)

電熱グローブ

RSタイチ RST656 e-HEAT グローブ(防水透湿「ドライマスター」採用、高保温、フィット感良好、3段階温度調節、車体給電対応)

RSタイチ RST654 e-HEAT アームド グローブ(ナックル・掌カーボンプロテクター搭載、衝撃保護と温度調節)

コミネ EK-217 プロテクトエレクトリックヒートグローブ(バイク専用設計、高性能ヒーター搭載、長時間保温)

PowerArQ 電熱インナーグローブ(薄手タイプでインナー使用向け、軽量、速暖性能)

南海部品(NANKAI) SDG-5004 Heat Assist System(高耐久生地、長時間装着可能、安定給電)

防寒インナー

インナーに関してはバイク用に特化したものを選ぶ必要はないと思います。

ユニクロやワークマンのインナーで十分と思います。

下記のリストを参考に選んでみてください。

  • フリースインナージャケット(軽量で暖かい)​
  • 防風インナーウェア(風を通しにくい素材)
  • ネックウォーマー・バラクラバ(顔・首元をガード)​
  • 保温性の高いソックス(冬用バイク用)
  • ヒートテックなど高機能インナーシャツ
  • ウインターグローブインナー(薄手で保温)
  • 防水ネックゲイター(雨雪にも対応)
  • バイク用耳あて(ヘルメット装着時の防寒対策)
  • ホットパック(使い捨てタイプ、緊急用に)
  • 保温性ヘルメットライナー(頭部の冷え防止)

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この記事を書いた人

18歳で中型自動二輪を取得し、4台のバイクを乗ってきました。
バイクは「ツーリング」を最も楽しんでいます。

地図を見て、その地に向かう。
バイクで少しばかりの冒険を楽しんでいます。

私が行ったツーリングコースが、皆様の次の冒険先になるようにとこのブログをはじめました。

バイクで冒険に出かけましょう。

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