阿蘇を走りたい!願望を叶えるルート!

1、今回のツーリングコースについて(概要)

 今回のツーリングコースのログはこんな感じです。

GPSLOG

1)当初の目的地

 目的地は「阿蘇」「高原を走りたい」と思い、その他は考えず出発しました。

 ルートは益城から南阿蘇に抜けるグリーンロード(通称ケニーロード)を通るルートの予定でした。

 

2)実際のコース概要

 当初の目的地はあくまで予定であり、ツーリングでは「行きたいところに気の向くままに行く」という自由な感覚が好きです。

今回もグリーンロードを通る以外のルートについてはあまり考えずに出発しましたが、朝早く出かけたために阿蘇には9時過ぎには到着してしまい、店はほとんど空いていないし、お腹の具合も考えながら・・・。

結局は内牧の「いまきん食堂」の開店時間を目指して移動しました。

少しの待ち時間の間に、そこから帰るルート検索をしてやっと今日一日のツーリングルートが確定しました。

 

【本日の行程説明】 

・福岡から高速に乗り、益城インターで高速をおりました。

・阿蘇ミルク牧場の前を通り、グリーンロードを走行

・阿蘇パノラマラインで阿蘇山上駐車場から火口方面を見学

・草千里を通り抜け、米塚を見て、道の駅阿蘇へ

・内牧の「いまきん食堂」で「赤牛丼(1,960円)を食べる

・大観峰から阿蘇の寝観音を見る

・ミルクロードを走り、オートポリス前から

・中津江村、鯛生金山前、日向神ダム横を通り広川インターから高速で福岡へ

 

3)本日の立ち寄りスポット(Googleマップ)

今回のツーリングルートに加え、立ち寄りスポットを地図に追加しました。

ツーリング計画の参考にされてください。

 

2、本日のツーリング(コース情報と立ち寄りスポット)

 今回は、平日という事もあり、朝の渋滞が始まる前に高速道路に乗ってしまいたいと思っていました。

そこで、準備をして出発したのは06:30過ぎ。

メーター内の時計は「06:33」です。

高速に乗る前に通勤時間帯に入ってしまったようですが、それほど混むことなく無事に高速道路に乗る事ができました。

でも、朝の高速道路は平均速度が速くなかなか流れにのれません。

そうしているうちに、熊本益城インターチェンジを下りて目的のルートに近づいてきました。

 

・グリーンロード展望所

最初の目的地がこちら、グリーンロードの展望所です。
ここからグリーンロードが始まります。

下記の地図はグリーンロードの全体地図です。

特に右側(阿蘇方面)は適度なカーブがありバイクでは楽しめると思います。
・路面状況はアスファルトですが、落ち葉や砂、砂利が流れている箇所もあり、注意が必要
・阿蘇方面に向かう下りのカーブは初心者には不安要素あり
・冬季は積雪や凍結している時期もあるので注意が必要

グリーンロードのルート

ここからのグリーンロードは、少々路面が痛んでいて、落ち葉と共にとても滑りやすくなっていましたが、熊本に住んでいた頃によく走っていたので、とても懐かしいルートでした。

 

・グリーンロード南阿蘇展望台

 GoogleMapsでは同じこの名前の展望台がこのグリーンロードの西側と東側にあります。

下記の写真は西側の西原村にある展望台からの写真です。正面あたりが熊本空港です。

グリーンロード南阿蘇展望台(西原村)

この展望台からグリーンロードの気持ちの良いルートが始まります。

 

では、南阿蘇方向に行ってみましょう。

 気持ちのいいグリーンロードの途中にある展望台です。

グリーンロード南阿蘇展望台(南阿蘇村)

ここからは雄大な阿蘇の景色が見渡せます。
ここはおすすめ!

グリーンロード南阿蘇展望台から見る阿蘇山(南阿蘇村)

 

・ローソン南阿蘇白水店

 朝早く出発するために、十分に朝食をとらずに出かけてしまいました。

まだ9時台なので、さすがに飲食店は空いてなくて、ローソンでパンと紅茶を買って阿蘇山上まで持っていきました。

ここのローソンは色がコーポレートカラーと異なるようですね。

ローソン南阿蘇白水店

 

・南阿蘇パノラマライン展望所

 ローソンから温泉の瑠璃の交差点を曲がり、阿蘇山の方向に上っていきました。

 ここ数年の間にできた展望台です。

確かに、以前はここを走りながら写真を撮りたいと思いつつ、通り過ぎてしまっていました。

南阿蘇パノラマライン展望所

 ここに展望台ができて、南阿蘇方向をゆっくりと眺めることができるようになりました。

南阿蘇パノラマライン展望所からの景色

 

・阿蘇山上ターミナル

 10年くらい前はここにロープウェイがありましたが、噴火により破損したのかロープウェイは廃止になってしまったようです。

跡地にバスの発着所と土産物店が入りましたが、この日は噴火警戒レベル2ということで、バスはお休みでした。

阿蘇山上ターミナル

このお店には、熊本のお土産がたくさんあります。
きれいなトイレもありますので、立ち寄られる方が多くいらしゃいました。

 

 火口方向は噴火警戒レベル2とのことですが、噴煙はほとんど上がっていません。

火口方向

しかし、以前に火口付近でガス発生の警報が鳴った際に、ガスの影響で呼吸ができないことがありましたので、近づかないほうがいいですね。

 

・草千里ヶ浜

 本当は駐車場に入って、ゆっくりと草千里を眺めたいところでしたが、ここの駐車場は有料(二輪車は200円、乗用車400円)ですので、今回はパスしました。

草千里の上にも「草千里ヶ浜駐車場」という無料の駐車場(車は10台程度)があり、ここからも草千里ヶ浜の景色が見られるのですが、封鎖されていて入ることができませんでした。

 

・米塚

 草千里〜道の駅あその間のルートは阿蘇山の雄大な景色と適度なカーブがとても気持ちのいいルートです。

 阿蘇山の中でも特徴的な山がこの米塚です。
美しいですね。

米塚

 別の角度からも撮影してみました。
やっぱり美しい。なんでこんな形になったのでしょうか。

米塚

 米塚の写真を撮ったあとは、道の駅あそ方向に降りて行きますが、このあたりの草原を走るのもとても気持ちのいいものです。
米塚をバックにパチリ。

米塚をバックに撮影
 

右の奥に見えるのは大観峰ではないでしょうか。

外輪山をバックに撮影

 

このあたりは牛が放牧されています。
あか牛も、くろ牛もいるようで、近くで見ることもできました。

くろ牛

・道の駅あそ

 道の駅あそは、お土産、地域の野菜や果物の販売、ソフトクリームなどの販売もされています。
立ち寄られるお客さんが非常に多いので、車の場合は駐車場にとめられないこともあります。

一方バイクは道の駅前の駐車場の真ん中にある部分が駐輪場になっていて、ここも台数はそんなにとめられませんが、駐輪場がありますので、探してみてください。

 

この道の駅あそに来られたら、くまモンと記念撮影はいかがですか?

道の駅あそのくまモン像

 

・阿蘇駅(ウソップ像)

 道の駅あその横には阿蘇駅があります。

阿蘇駅

列車で阿蘇を訪問される方はこちらを利用されることと思います。

そして、駅前には「ウソップ像」があります。
たくさんの方が写真撮影されていました。

ウソップ像

 

・いまきん食堂(内牧)

 この界隈ではとても知られた飲食店です。
はっきり言って「超人気店」です。

いまきん食堂

見ての通り、すでに多くのお客さんが並んでいました。

この写真を撮影したのは11時10分ごろ、お店の開店は11時なのでまだ10分しか経っていませんが、すでに30分〜40分待ちだそうです。

ここで「おひとり様」に朗報!

今回始めて聞いたのですが、おひとり様向けにカウンター席が3席あるようです。
この3席はおひとり様の方向けに提供されていて、他の複数グループとは違う待ち行列になるということです。

私が予約したときには前に1名お待ちの方がいらして、「その次にご案内しますのでここでお待ちください」と、あまり待たずにあか牛丼を食べることができました。

あか牛丼(1,960円)

 

内牧温泉街で最も集客されているであろう「いまきん食堂」さんですが、お店で予約したあとは、指定時間までは店の前で待つことなく、観光するなり買い物するなり自由に過ごすことができます。←これは素晴らしい!

そして、今回訪問時にはお店の方がガイドマップを渡されていて、内牧温泉や周辺の観光をご案内されている様子を見ました。せっかく集客された皆さんにとって良い時間を過ごして頂くことや地域の活性化に寄与されるなど事例としても良い取り組みではないでしょうか!

・内牧〜大観峰ルート(国道212)

 いまきん食堂であか牛丼を食べたあとは「大観峰」にのぼります。

この内牧〜大観峰ルートもライダーにおすすめのルートです。


道幅も広く、深いカーブは多くはありませんので、気持ちよく曲がれます。

可能なら内牧→大観峰への上りをおすすめです。上りなので不安なくワインディングを楽しめます。

内牧〜大観峰ルート

初心者の方も、上級者の方も走りやすいルートだと思います。
ただし、車の交通量も多いので無理はされないように。

・大観峰

 あその外輪山で最も知られた景勝地が大観峰ではないでしょうか。

駐車場は大量にありますので、満車ということはほとんどないと思います。

駐車場の近くからも阿蘇山方向がみられます。

駐車場付近から阿蘇の寝観音

阿蘇方向の景色は「阿蘇の寝観音」とも呼ばれています。
観音様がねているように見えることからこう呼ばれていて、おへその辺りから噴煙が上がるっていることもあります。

阿蘇の寝観音

10分ほど歩くと大観峰の展望台に行けるので、こちらもおすすめです。

大観峰

振り向くと阿蘇山が見えます。

大観峰からの景色

大観峰をあとにして、しばらく菊池方向に向かって外輪山の上のミルクロードをはしります。

この景色、気持ちがいいです。

 

 

・中津江村ルート(国道442)

 大観峰で雄大な景色を楽しんだあとは、帰路につきます。

しかし、山の中の適度なカーブを楽しみつつ帰りたいので、中津江村に向かい、日向神ダムに抜けるルートを通りました。

中津江村〜日向神ダムのルート

このルートは大観峰からオートポリス前を通り、「日向神ダム」に抜けるルートです。

中津江村の国道442に合流する手前

中津江村までは、ほとんど車がいません。
中津江村からの国道442号は若干車が増えますが、信号もほとんどなくゆっくりと自然の中を走るので個人的には気に入っているルートです。

途中、対応金山の入口があり、ここがヘアピンカーブとなっています。目印としてください。

鯛生金山の入口ゲート

 

その先に竹原峠トンネルがあります。
ここを抜けると日向神ダムへの下りルートになります。

 

・日向神ダム

 散々走った!!
と思えるほど、止まることなく走り続けると日向神ダムが見えて来ます。

ダムの手前に「杣(そま)のさと」という物産館があります。
ここはあまり多くはないですが、お土産や食事ができる施設になっていますので、休憩におすすめです。

杣のさと

 

国道442は自然の中をゆっくり走れるルートです。

なんか懐かしい景色があちらこちらにあります。

流れてきた流木を運んでいました

日向神ダムは山に囲まれていて、岩肌が険しいです。この間がダムです。

日向神ダム

 

・黒木のフジ

 日向神ダムから八女市方向に走ってくると、黒木瞳さんの出身地と言われている「黒木町」にたどりつきます。

この黒木町で有名なのは「黒木のフジ」と呼ばれている大きな藤棚です。

黒木のフジ

ちょうど見頃を迎えていたようで、イベントが開催されていましたが、今回は立ち寄らずにそのまま通り過ぎました。

近くには出店もたくさん出ていて、休日には賑わうことでしょう。
平日でもたくさんの方がいらしていました。

・広川〜高速道路で帰宅

 広川インターから高速道路に乗り、帰ってきました。

近所のガソリンスタンドで満タンにします。(これ毎回のルーティン)

走行距離、燃費、タンク内のサビ防止、次回のツーリング準備など、もろもろを兼ねているのです。

給油

 

3、ツーリングルートについて

 今回はソロツーリングと言うこともあり、行きたいところに気の向くまま走ることができました。

久住や阿蘇の高原を走りたいと言う希望が叶えられましたし、実は今年初のツーリングでもありとても満足しました。

今回はブログに記事を書こうと思って、写真撮影もたくさんできましたし、動画も撮影することができました。

 

一点悔やまれるのは、動画撮影をしていたGoproと、GPSログに使っているカメラが電池切れになったことです。
机の上に予備電池を用意していたにもかかわらず、持ってこなかったのです。残念!

しかし結果とても満足なツーリングになりました。

ツーリング行く方のご参考になれば幸いです。

4、今回のツーリングの追加情報

1)走行距離

 本日の走行距離は342kmでした。

2)所要時間

 出発時間:06:30頃

 帰着時間:15:30頃

 所要時間:9時間程度

3)燃費

 今回の燃費は19.88km/Lでした。

4)有料道路料金

 往路(筑紫野ー益城)2,070円

 復路(広川ー大宰府ー都市高速)1,690円

5)今回のツーリング動画

今回のツーリングを動画にしました。
途中でGoproの電池切れになってしまい、静止画をつなげています。申し訳ありません。

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