SHOEIヘルメットのシリコンオイルの使い方とメリット

SHOEIのヘルメットを買うと付属してくるシリコンオイルの使い方ご存じですか?

ヘルメットのシールドを取り外して磨いていると、戸棚にしまい込んでいたSHOEIのメンテナンス用品を思い出して取り出してみました。

メーカー側からの視点で考えると、経費をかけてまで付属品を用意する理由があると思うのです。

そう考えると、多くのユーザーが困っている内容がこの付属品に現れているのではないでしょうか。

 

付属品は「撥水剤、シリコンオイル、クロス(紙製)、綿棒」の4種です。
「撥水剤、シリコンオイル」はシールド用の撥水剤、シールドの開け閉めのスムーズさを狙っていて、すぐに対応できるようにメンテナンス用の「クロス(紙製)、綿棒」まで付属しているということなのでしょう。

そしてシリコンオイルはシールドの開け閉めのスムーズさだけでなくヘルメットの紫外線劣化や雨汚れを防ぎ、美しいツヤを長持ちさせることができるそうです。知らんかった。。

 

そんな視点で、付属品も活用すべくこの記事を書いてみました。

ご参考になると幸いです。

目次

1、SHOEIヘルメットに付属のメンテナンスキット

そういえば買った時に見たきり、ほとんど出番がなかったのですが、あらためて見てみると、小さなボトルが2つありました。シリコンオイルと撥水剤です。

拭き上げ用のクロスも入っています。

もしかしたら、ヘルメットによって付属品が違うかもしれませんので、その点はご容赦ください。

 

私のヘルメットに付属していたのはこちら。
この状態でヘルメットと一緒に箱に入っていました。

メンテナンスキット(付属品)

 

取り出してみると、左上から「撥水剤」「シリコンオイル」「クロス(紙製)」「綿棒」となっています。
簡単なメンテナンス説明書までありました。

メンテナンスキットの中身

 

一度使うことができたら、その後は自分でも用意できるようなキッチンペーパーや綿棒ですので、最初の一歩(メンテナンスキットを使うこと)の利便性を高めたセットが付属しているようです。

 

2、ヘルメットシールド用撥水剤を使ってみました。

撥水剤はごく少量をシールドに付けます。

写真ではほんの数滴をシールドに 垂らしていますが、実際にこの程度の量で充分に効果が得られます。

「 トントントン」 と、ボトルを少しつぶしながら液を出つつ、シールドに垂らしていきましょう。

撥水剤を塗布

シールドに数滴を垂らしたら、今度はキッチンペーパーなどで塗り伸ばします。

撥水剤を塗り伸ばし

塗り伸ばしたスジが残っているので、これが消えるまで付属のウエスや別のティッシュで拭き取ります。

この作業で、たぶん撥水加工されたかと。。

拭き取り

この撥水剤を塗った後、雨の中を走ってみましたが、見事に水滴が流れてくれました。

 

バイクに乗っているときに雨の中を走ると、水滴で視界が悪くなりますね。

そんな時に少しでも雨水を弾くことができれば、安全運転にもつながりますし、何より見やすいので心理的にも安心です。

ぜひこの撥水剤使ってみてください!

 

3、SHOEIシリコンオイルの使い方と効果

シリコンオイルは シールドの開け閉めをスムーズにするために付属していると思われます。

このシリコンオイルは、シールドを外し可動部に少量をつけてティッシュで拭き取ります。

シリコンオイルを付ける

あまり負担にも思っていませんでしたが、シールドの動きがとてもスムーズになりました。

あまり気にしていない方も多いかもしれませんが、塗ってみると違いが体感できるので、こちらもお試しされてはいかがでしょう。

4、シールド以外の場所へのシリコンオイル塗布方法

シリコンオイルはシールド開閉部分以外にも使うことができるそうです。

SHOEIヘルメットへ付属のシリコンオイル以外にも「シリコンオイル」が販売されていて、それをヘルメットに使うというものです。

調べてみると、他にもこの用途に使用されている情報がありました。

 

ヘルメットにシリコンオイルを塗布する際、適切な手順と方法を理解することで、より効果的にヘルメットを保護し、その効果を長持ちさせることができます。

以下の手順と合わせて、使用するシリコンオイルの製品表示も確認しましょう。

効果的なシリコンオイルの塗り方

用意するもの

  • シリコンオイル(ヘルメット対応のもの)
  • 柔らかい布(マイクロファイバークロスなど)
  • 保護手袋(必要に応じて)

塗布手順

  1. ヘルメットの汚れを落とす
    まずは、中性洗剤を薄めた液でヘルメットの表面を洗い、よく乾燥させます。
    砂や埃が付着したままシリコンオイルを塗布すると、ヘルメットに傷が付く可能性があります。
  2. シリコンオイルを布に少量取る
    布に直接スプレーしたり、液体を垂らしたりせず、一度指先に少量を取り、それから布に移すと、塗布量を調整しやすく、ムラなく塗ることができます。
  3. ヘルメットに薄く塗り広げる
    円を描くように優しく塗り広げ、全体に薄く均一な膜を作るように意識しましょう。
    一度に大量に塗布するのではなく、少量ずつ丁寧に塗布していくことが大切です。
  4. 乾拭きをする
    塗り広げた後、清潔な乾いた布で余分なシリコンオイルを拭き取ります。
    こうすることで、ベタつきを抑え、ホコリなどの付着を防ぎます。
  5. 乾燥させる
    直射日光を避け、風通しの良い場所で完全に乾燥させます。
    乾燥時間は使用するシリコンオイルによって異なりますので、製品の説明書をよく読んで確認しましょう。

シリコンオイル塗布の頻度

シリコンオイルの塗布頻度は、使用環境やヘルメットの状態によって異なります。

一般的には、1ヶ月に1回程度を目安とすると良いでしょう。

雨天走行後や汚れが目立つ場合は、都度洗浄し、乾燥後に塗布することをおすすめします。

また、ヘルメットの取扱説明書に記載されている推奨頻度も確認しましょう。

5、ヘルメット以外へのシリコンオイル活用法

ヘルメット以外にも、シリコンオイルは様々な用途で活用できます。

例えば、自転車やバイクのゴムパーツ、革製品、金属パーツの保護やツヤ出しにも効果的です。

ただし、素材によってはシリコンオイルが適さない場合もあるので、事前に確認してから使用しましょう。

ゴムパッキンの潤滑やプラスチック製品の保護にも使用できます。

詳しくは呉工業のような製品のウェブサイトなども参考にしてください。

ゴムやプラスチック製品の保護とツヤ出し

ゴムパッキンやプラスチック製品にシリコンオイルを塗布することで、劣化を防ぎ、ツヤを出し、寿命を延ばすことができます。

例えば、冷蔵庫のドアパッキンや、自動車の窓枠ゴム、プラスチック製の収納ケースなどに使用できます。

ゴムのひび割れ防止にも効果的です。

ただし、可塑剤を含む素材には使用を控えましょう。変形や劣化の原因となる可能性があります。

滑りの改善

シリコンオイルは潤滑性が高いため、引き出しや扉のレール部分に塗布することで、滑りを良くし、開閉をスムーズにする効果があります。

また、ファスナーの滑りが悪くなった時にも、シリコンオイルを塗布することで改善が見込めます。

布製品に使用する際は、シミにならないよう少量ずつ塗布し、乾いた布で拭き取ることが大切です。

シール剥がし

実は、頑固なシール跡を剥がす際にも、シリコンオイルが役立ちます。

シール跡にシリコンオイルを塗布し、しばらく置いてからこすり取ると、綺麗に剥がれやすくなります。ステッカー剥がし専用の製品も販売されていますが、シリコンオイルでも代用可能です。

 

【おまけ】SHOEIヘルメットの付属ステッカーについて

最後に、どのヘルメットに付属していたのかわかりませんが、小さなSHOEIステッカーが入っていました。

ヘルメットには貼りませんが、使えそうですね。 かわいいステッカーです。

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この記事を書いた人

18歳で中型自動二輪を取得し、4台のバイクを乗ってきました。
バイクは「ツーリング」を最も楽しんでいます。

地図を見て、その地に向かう。
バイクで少しばかりの冒険を楽しんでいます。

私が行ったツーリングコースが、皆様の次の冒険先になるようにとこのブログをはじめました。

バイクで冒険に出かけましょう。

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