福岡からの日帰りツーリング(雲仙)

もう、福岡から日帰りで気軽に行ける範囲は行き尽くしたようにも思います。

あとは、同じ方向でも行ったことのない場所や店を見つけて地域は同じでも違う体験をするしかないのかもしれません。

 

先週のテレビで雲仙が紅葉を初めたと聞き、急に雲仙が候補にあがりました。

今まで、遠くて日帰りは困難じゃないかと思っていましたが、紅葉を見るなら先延ばしはできないという状況になったので、意を決して行ってきました。

 

計画したコースは往路は有明海の西側を、復路は有明海の東側を一気に帰ってくるコースです。

旅は現地での食べ物が最も楽しみなので、朝食は簡単に済ませ7時半ごろ福岡を出発し、経由したい場所の1、多良岳の海岸線、2、諫早堤防道路、3、小浜温泉を回り、最終目的地の雲仙岳の見える「仁田峠」に向かいました。

 

福岡からは三瀬峠を越えて佐賀大和インターから武田北方インターまで高速に乗り、なんとなく鹿島市方向に向かい海岸線を目指しましたが、前方のバイク集団が「多良岳オレンジロード」という看板方向に曲がったのを見てしまい、ついそちらに曲がってしまいました。

しかし、この道は海岸線より高いところを大きなカーブを描きながら行く走りやすい道路で車も少なく結果的に時間短縮にもなったようです。写真は直線ですが。。。

 

この海岸線を抜けて標識に従って左折すると、一直線の諫早堤防道路に入ります。

全長は7Kmもあるようで走っている途中には「駐車禁止」との標識が多数ありますが、ちゃんと途中に展望できる駐車場がありますので安心してください。

 

その駐車場です。

雲仙ではなく、多良岳方向を向いて撮影しています。

 

その駐車場の所から目的地の雲仙方向を向いて撮影しましたが、まだ先は遠いです。

 

そして、次の目的地小浜温泉に到着しました。

最初は足湯を見てきました。ここは日本最長の足湯だそうです。

写真は足湯の源泉というか、ここからお湯が流れている段々畑だけ撮ってきました。この先は足湯につながっています。

 

足湯は右側方向から流れて左側の奥に流れています。

 

すぐ近くに「地獄蒸し」ができる設備がありました。

食材を持ち込めば簡単に蒸す事ができますが蒸す食材は買ってこないといけないそうで、前の店の方にスーパーの場所をおしえてもらいましたが、ぶらぶらしていると食材を販売して蒸してくれる「蒸し釜や」という店を見つけてしまいました。

海鮮はサザエ、ウニ、うちわエビ、カニ、鯛など、他にも水槽に多数。

豚肉や鶏肉と野菜がセットになったものや、サツマイモ、卵などの単品も多数用意されていました。

 

時間は11時過ぎ、まだ食事の時間には早いですが、混んでしまうと時間のロスがあるので、カニとサツマイモ、卵を蒸して頂き、ご飯と味噌汁で簡単に昼ごはんを済ませる事ができました。

食事を食べ終える12時過ぎには多数のお客さんが来ていて、座るところも蒸し釜も足りないくらいでしたので、早めの訪問をお勧めします。

 

さて、最後は仁田峠です。

一方通行の観光道路は観光客が多数押し寄せていて仁田峠駐車場は3時間待ちとの事で、案内を聞いた車が料金所入口でUターンしていました。

私はバイクだったので、気にせずに入っていきましたが、途中から渋滞が始まり、道幅が広いとはいえ右側に寄る車と左側に寄る車の横を二人乗りの重量車ですり抜けするのはなかなか大変です。

途中で立ち寄った仁田峠展望台では渋滞の最後尾は見えませんが、ずっと渋滞している車の列がありました。

 

そして、その先も。。。

あまりに長い渋滞にハマっているからか、展望台に立ち寄る車は非常に少ないですね。

 

しかし、この展望台からの景色はぜひ見てほしいです。

写真は熊本方向を向いていますが展望台の正面は天草方向で、左の熊本市内から阿蘇方面、正面から右方向は天草が一望できます。

天気もよく、素晴らしい景色です。

 

ゆっくりと景色を楽しんだあとは、雲仙ロープウェイに乗るために先へと進みました。

雲仙ロープウェイは大人1,260円もするんです。でもケチらずに乗ることをお勧めします。

 

仁田峠でも十分に素晴らしい景色でしたが、ロープウェイの山頂駅からはもっと素晴らしい景色が見えます。

仁田峠を眼下に、先ほどの駐車場すらこんなに下に見えています。

 

これは、すぐそこにあるかのような普賢岳です。

右下には火砕流が流れた島原方向が見えています。

 

こちらはロープウェイを下っているときに撮影したものです。

写真を撮っている人が写っていますが、どんな構図なんでしょうか?

紅葉はもう一つという感じで少し早すぎたようですが、それでも一足早く紅葉を見る事ができました。

普賢岳の標高が1359m 平成新山と呼ばれる雲仙岳の標高が1483mなので、他の久住山や阿蘇山など九州の山々ではこれから徐々に紅葉が進んでいくと思われます。

気温の変化と、紅葉情報を確認しながら紅葉狩りの予定を立てたいと思います。

 

帰りは多以良港から長洲にわたるフェリーに乗ろうとしましたが、バイクは15台くらいしか乗れないらしく、結局1時間待ちでした。

長洲に降りた時には日が沈む直前で、先ほどまでいた雲仙と一緒に夕日の撮影ができました。

 

ここから、南関インター経由で高速道路を走って福岡に帰ってきました。

疲れましたが、新しい経験ができたツーリングでした。

 

走行距離:294km

燃費:18.65km/L

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